ご予約・お問い合わせはこちら

0258-86-7785

お知らせ

NEWS

2020.04.25

診療について

妊娠性歯肉炎

ご覧下さりありがとうございます。

事務員のNです。

 

女優の北川景子さんが第一子をご懐妊なさったそうですね!おめでとうございます♡

旦那さんはDAIGOさんですし、きっと美しい赤ちゃん、、、

 

いえ、

麗しい赤さまなのでしょうね〜(*´ω`*)

 

さて無理矢理口腔内の話に致しましょう。

 

妊娠すると女性ホルモンの分泌量がグッと増します。

エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)などです。

 

 

一般的に、妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなるといわれているのも

それらが影響しています。

 

エストロゲンは卵巣や胎盤から分泌されるもので、

子宮の発育や子宮内膜の増殖、乳腺の発達などの働きがあります。

別名、美肌ホルモンとも言われ、皮下脂肪を増やし、肌に張りと弾力を与え、潤いを保持します。

また、血管拡張作用もあるため肌の色ツヤもよくなります♡

しかし同時に、特定の歯周病原細菌の増殖を促すこと、

歯肉の細胞がエストロゲンの標的となることが歯肉炎の原因でもあります。

 

そしてもう一つ、プロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンは

黄体や胎盤から分泌されるもので、女性の体を妊娠状態に保つ作用があり、

皮脂分泌を促し、肌や髪に潤いを与えます。

妊娠中はむくみや、ほてったりすることに悩む方が多くいらっしゃいますが、

これはプロゲステロンの影響です。

そしてこのプロゲステロンが、炎症の元、プロスタグランジンを刺激してしまうことも

歯肉炎の原因になります。

 

これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10〜30倍になるとも言われており、

妊娠中期から後期にかけて妊婦さんが美しくなるのも、

妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのもこのためです。

(他に、つわりや食生活なども原因になりますが長くなるので今回は割愛…)

 

もちろん必ず罹るものではありませんので、しっかりとケアしていけば怖がらなくても大丈夫です。

つわりで歯磨きがツライ時は、歯間ブラシなどの補助用具を使ってみましょう٩( ‘ω’ )و

使い方など分からないことがあれば、歯科衛生士にご相談下さい!

 

歯医者さん専用の器械でお掃除すると、

歯面がツルツルになり、毎日の汚れが付きにくくなりますので、

月イチでのクリーニングもオススメですよ〜。

(妊婦さんに限らず、コロナが落ち着いたらぜひ!アフターコロナにやりたいことリストのひとつに加えて下さいね♡)

 

 

妊婦さんの幸せ感は、オキシトシンといういわゆる愛情ホルモンの影響と言われています♡

妊娠中は辛いこと、不便なこともありますね。お疲れ様です。

幸せのおすそ分けをありがとうございます。

元気な赤ちゃんのご誕生をお祈り致します^^楽しみですね♡

このページの先頭へ